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ロシア南部のソチで行われた安倍総理大臣とロシアのプーチン大統領との首脳会談のあと、会談に同席したラブロフ外相が会見を開きました。
この中で、ラブロフ外相は「会談は、あらゆる分野で関係の拡大の可能性を探ろうというねらいがあった。ロシアと日本は単なる隣国ではなく、パートナーとして、国際舞台の場で関係を発展させていくことが強調された」と述べました。
そのうえでラブロフ外相は、9月2日と3日にロシア極東のウラジオストクで開かれる「東方経済フォーラム」に安倍総理大臣を正式に招待したことを明らかにしました。このフォーラムは、ロシアが最優先課題と位置づけるシベリア・極東開発に外国からの投資を呼び込むために開催されるもので、経済を中心とした2国間関係のさらなる発展に大きな期待を示した形です。
一方、北方領土問題を含む平和条約交渉については、ラブロフ外相は事務レベルでの協議が来月開催されると述べるにとどまりました。平和条約交渉については、ロシア大統領府のペスコフ報道官もロシア国営通信に対し、「このテーマは極めて建設的な形で取り上げられた。外務省レベルでの接触が続けられる」と述べ、交渉を継続する立場を示しました。