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普通のビジネスパーソンが問題解決に取り組む本当の値打ちはどこにあるか|はじめての問題解決力トレーニング|ダイヤモンド・オンライン

「先生!問題解決のためには本質的な問題の発見が重要なことはわかりました。本質的な問題の発見には、情報収集や分析、それらの作業の結果として見つかった“事実”を整理統合してまとめ上げることが重要なこともわかります。


 ただ、わたしはいままで一度も情報を収集した経験がないので、どのようなデータがどこにあるのかさえわかりません。どう行動すればいいのでしょうか?」

 教務課の担当者からは事前に、「学生がつまずくのは情報収集のセクションからです」と聞いてはいました。ただ、情報を収集して分析するというプロセスは、問題解決を行ううえでは必ず通り抜けなければならない道であり、まずは基本に忠実に進めてもらうしかない。面倒ではあっても、少し我慢してその部分を乗り越えてもらおう ─ そう考えていました。

 しかし、多くの企業や組織の状況を見ていると、いま企業や組織に必要なのはコンサルタントや経営企画メンバーなどの問題解決を本業とする専門職ではなく、現場、すなわち実践の場で自分なりに問題を理解して、自ら積極的に問題解決に取り組む人たちであることがわかります。