本はたくさん読みすぎてはいけない|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン
ここで必要なのは、
「売れているから読む」
「紹介されたから読む」
「暇つぶしで読む」
という「受け身の読書」ではなく、自分の問題意識にそって本を読む「攻めの読書」に切り替えることです。
特に大事なのは「問題意識」に沿って本を読む、ということではないかと思います。
また、逆にいえば、自分の問題意識に則って、読書や情報収集を徹底し、ブログで発信していけば、勉強会などで話してほしいと言われるくらいの知識は身につきます。テーマに沿って、着実に情報収集をし、発信する努力を続けている人は、決して多くありません。
私は、気になる分野については、「Googleアラート」にキーワードを登録しておき、情報を収集しています。
関連する書籍を読む
ネット情報や書籍を読むだけだとメリハリがなく、何が本当に重要なのか、緊急なのかそれほどピンと来ないことがあります。
それを防ぐには、月1回程度は展示会などに行くとよいと考えています。幕張メッセ、東京ビッグサイト、有楽町の国際フォーラムなどで頻繁に開かれている展示会、フォーラム、カンファレンスなどがやはりお勧めです。
こうして問題意識に沿って自分で知識を深めていくと、自分の意見が自然にはっきりとしてきます。
読む本を選ぶには、何に対しても問題意識を持つことが鍵になります。
問題意識とは、仕事や会社の状況、会社が置かれた業界の動向、技術や規制の動向、日本の社会と経済、世界の動き、戦争やテロ、環境問題、食料問題などに対して、何でそうなんだろう、このままいくとどうなってしまうのかな、自分は大丈夫なのかな、などとあれこれ考えることです。
まだ経験の浅い人、自分に自信がない人でも、問題意識さえあれば、どんどん成長し、進化します。知見が深まっていき、読書も進み、会話でも話が弾み、いつの間にか、自分は経験がないからとか、自信がないからとか、そういったことがどうでもよくなっていきます。
問題意識に沿って次々に本を読み、意見を言い合い、その結果、本の内容をさらに深く理解し、自信をつけ、成長していくことが自然体でできるようになるんですね。
#勉強法