https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

中西部オハイオ州で開催されている共和党の党大会では、2日目にトランプ氏が大統領候補に指名されましたが、初日の18日、トランプ氏の夫人のメラニアさんが演説しました。
その中でメラニアさんは、両親から教えられた価値観だとして「みずからのことばは自分との契約で、言ったことは実行し、約束を守る」などと述べましたが、そうした部分がオバマ大統領のミシェル夫人が8年前の大統領選挙に向けて民主党の党大会で行った演説と極めて似ているとして、盗用されたのではないかという指摘が相次ぎました。
トランプ陣営は「ばかげている」などと否定していましたが、20日になって女性スタッフが声明を出し、「メラニアさんが例として読み上げたミシェル夫人の演説の一部を書き留め、草案に盛り込んでしまった。私のミスだった」として、責任を認めました。
トランプ氏は今後、政権奪還を目指し、民主党クリントン国務長官に対する攻勢を強める構えですが、今回の問題はファーストレディー候補としてのメラニアさんのイメージに悪影響を及ぼしそうです。

#米大統領選 #トランプ

米共和党大会 ペンス氏が副大統領候補の指名受諾演説 | NHKニュース

アメリカ中西部オハイオ州で開かれている野党・共和党の党大会は3日目の20日、副大統領候補に指名されたインディアナ州のペンス知事が演説し、「私は指名を受諾する」と宣言しました。そして「トランプ氏を次の大統領に当選させてみせる。民主党クリントン国務長官を当選させるわけにはいかない。この選挙は、変化か現状維持かの選択だ。トランプ氏が大統領になれば大きな変化が起こるだろう」と述べ、トランプ氏の元で党が結束するよう呼びかけるとともに、クリントン氏との対決姿勢を示しました。
ペンス氏はかつて下院の共和党指導部のポストもつとめ、トランプ氏に不信感をもつ党の主流派にも幅広い人脈を持っていることから調整役が期待されています。ペンス氏はきょうの演説で「私はキリスト教徒であり、保守派だ」と述べて党内の保守層にアピールしていてペンス氏がトランプ氏を支えることで党が結束して政権奪還を目指す態勢が整えられるかが今後の焦点です。

共和党の全国党大会で20日、候補者選びでトランプ氏と争ったルビオ上院議員がビデオを通じて演説し、「クリントン氏には今後4年間、大統領を任せられるような誠実さや勇気がなく、自立できていない」と述べて、民主党クリントン国務長官は大統領にふさわしくないと訴えました。
そしてルビオ氏は、「クリントン氏はリビアの領事館が襲撃された事件で犠牲となった英雄に背を向け、また、アメリカの安全保障をうかつにも危険にさらし、アメリカ国民にうそをついた」と述べ、クリントン氏が国務長官在任中に私用のメールアドレスを使って公務に関するやり取りをしていた問題などを厳しく批判しました。さらにルビオ氏は、トランプ氏は、「クリントン氏と違い、減税に取り組み債務問題を解決する。オバマ大統領やクリントン氏と違い、イスラム過激派の脅威を真剣に捉えてアメリカ軍を立て直す」と述べ、トランプ氏こそが大統領にふさわしいと強調しました。そのうえで、「共和党内の、長く、引き裂かれた候補者選びは終わった。アメリカのために新しい方向に向かって結束し、11月の本選挙で勝利するために戦う時が来た」と述べて、トランプ氏のもと結束するよう呼びかけました。
ルビオ氏は、ことし3月に候補者選びから撤退したあと、トランプ氏を支援する意向は示していましたが、ビデオ演説ではトランプ氏への支持は明確には示しませんでした。

共和党の全国党大会で、20日、トランプ氏と候補者選びで争ったクルーズ上院議員が演説し、「指名を獲得したトランプ氏を祝福したい。共和党が信じている原則が11月の本選挙で広く支持されることを期待している」と述べました。
そしてクルーズ氏は「アメリカの人たちには選ぶ自由がある。しかし、クリントン氏は教育や医療保険の在り方など国民の人生の選択はワシントンで決定されるべきだと信じている」と述べ、民主党クリントン国務長官は大統領にふさわしくないと訴えました。
そのうえで、クルーズ氏は共和党が1つになることを呼びかけたものの、「もしアメリカや子どもたちのことを大事に思っているのであれば自由を守り、憲法に忠実に従う候補者に、良心にしたがって投票してほしい」と述べ、トランプ氏への支持は表明しませんでした。これに対し、トランプ氏を支持する代議員などからブーイングがわき起こる異例の事態となりました。またクルーズ氏への不満が続くなか、安全への懸念からクルーズ氏の妻が反トランプ派の代議員に付き添われて会場をあとにする一幕もありました。

共和党大会が行われている会場の周辺では、大会3日目の20日もデモや集会が続いていて、トランプ氏を支持するグループとトランプ氏に反対する人たちが一時、警官隊を挟んで激しい口論になるなど、緊迫した場面もありました。


このうち、クリーブランド市内の公園では、トランプ氏を支持しているキリスト教保守系の団体が「イスラム教のアラーの神は悪魔だ」と書かれたTシャツを着たり、「同性愛・人工中絶反対」と書かれたポスターを掲げたりしながら、「不法移民は犯罪者だ」などと訴えました。
一方で、トランプ氏の主張に反対する人たちも同じ場所に集まり、「憎しみを克服せよ」などと書かれたプラカードを掲げ、「憎悪よりも愛を」と声を上げて対抗しました。
双方のグループは警官隊を挟んで激しく口論し、周辺は一時、緊迫した状況になりました。また、市内の別の場所では、無政府主義を掲げる人々などがアメリカの国旗を燃やそうとして、警察から道路から退去するよう命令され、従わなかった人たちなど18人が拘束されました。この際、デモの参加者ともみ合った警察官2人が軽いけがをしました。

共和党 副大統領候補ペンス氏 結束呼びかけも亀裂浮き彫り | NHKニュース

アメリカ中西部オハイオ州で開かれている野党・共和党の党大会は3日目の20日、副大統領候補に指名されたインディアナ州のペンス知事が指名受諾演説を行いました。
この中でペンス氏は、「民主党クリントン国務長官外交政策で世界におけるアメリカの地位は低下した」などと指摘し、民主党政権をさらに4年間、続けさせるわけにはいかないと強調しました。
そのうえで「今度の選挙の選択は明確だ。失敗した既存の政治家か、それともアメリカを再び偉大にするために戦う人物か。現状維持か変化かの選択だ。トランプ氏が大統領になれば大きな変化が起こるだろう」と述べ、トランプ氏の下での共和党の結束を呼びかけました。
しかし、これに先立ってトランプ氏と指名を争ったクルーズ上院議員は、演説の冒頭で「トランプ氏を祝福する」と述べたものの、トランプ氏への支持を明言しませんでした。このため、会場内の一部から「トランプ氏を支持しろ」という声が繰り返し上がりましたが、クルーズ氏は、最後まで支持の表明を拒んだうえに「良心に従って投票してほしい」と発言し、トランプ氏の支持者から罵声やブーイングが飛び交う異例の事態となりました。
共和党やトランプ陣営としては、候補者選びで争ったクルーズ氏にも党大会の場で演説してもらうことで、共和党の結束を演出するねらいがありましたが、かえって党内の亀裂を浮き彫りにする結果となりました。

マイク・ペンス氏は57歳。中西部インディアナ州コロンバスで、ガソリンスタンド経営者の父のもと、6人兄弟の長男として生まれました。
敬けんなキリスト教徒として育ち、大学卒業後は弁護士として活躍したほか、インディアナ州で保守派のラジオ番組やテレビ番組の司会者も務めました。
ペンス氏は、ケネディ元大統領や公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キング牧師の思想の影響を受けて、政治家を志すようになります。
そして、2000年の選挙で下院議員に初当選し、以来6期12年にわたって下院議員を務めました。
その後、2012年の選挙でインディアナ州の知事に当選し、現在も州知事を務めています。
下院議員時代には、下院共和党指導部のポストを務めたことがあり、ライアン下院議長をはじめ、共和党の主流派の議員に幅広い人脈を持つことでも知られています。さらにかつて議会下院の外交委員会に所属して外交や安全保障に精通しており、専門家は、政治経験がないトランプ氏を支えるのに適任だと分析しています。
また、下院議員時代、保守派の市民運動ティーパーティー」を支持する議員連盟にも所属していました。
保守派の論客として知られるペンス氏は、人工妊娠中絶や同性婚に反対する保守的な立場でトランプ氏への不信感が根強い、共和党の保守派とのパイプ役となり、党内の結束を後押しする役割を期待されています。
その一方で、過去にはトランプ氏が反対しているTPP=環太平洋パートナーシップ協定を支持したり、イスラム教徒の入国を禁止すべきだというトランプ氏の主張に対して、「攻撃的で憲法違反だ」と批判したこともあり、今後、政策面でトランプ氏にどのような影響を与えるのか注目されています。

共和党の主流派に幅広い人脈を持ち、保守派の論客として知られるペンス氏は、トランプ氏への不信感が根強い党主流派との溝を埋め、党の結束を高める役割が期待されています。
アメリカのメディアによりますと、共和党の候補者選びが始まるまではペンス氏はトランプ氏と個人的なつながりはなく、候補者選びでは保守派のクルーズ上院議員を支持していました。
また、トランプ氏は副大統領候補選びについて、最終盤まで東部ニュージャージー州のクリスティー知事を検討してきましたが、アドバイザーや家族から「親友ではなく、党を結束できる候補を選ぶべきだ」という助言を受け、最終的にペンス氏を選んだということです。
そして、今月初旬、トランプ氏がペンス氏とゴルフをともにしたときに、最終的な候補に挙がっていることを本人に伝えたとしています。
トランプ氏が、ペンス氏を副大統領候補に選んだことについて、上院トップのマコネル院内総務や、ライアン下院議長など党主流派の有力者は、そろって「すばらしい選択だ」とたたえる声明を発表しました。
一方、政治経験のないトランプ氏と保守派のペンス氏の政策には隔たりがあり、正副大統領候補の緊密な連携をどこまで強く打ち出せるのか、疑問の声も上がっています。
ペンス氏は、過去にはトランプ氏が反対しているTPP=環太平洋パートナーシップ協定を支持しているほか、イスラム教徒の入国を禁止すべきだというトランプ氏の主張に対して、「攻撃的で憲法違反だ」と批判しています。
また、外交政策を巡っても、イラク戦争について、トランプ氏が「明らかに大きな過ちだった」と反対の立場を示しているのに対し、ペンス氏は下院議員時代にイラクへの武力行使を容認する議会の決議案に賛成しています。
さらにペンス氏は、みずからの経験から選挙戦でのネガティブキャンペーンには否定的ですが、トランプ氏は民主党クリントン国務長官を「いかさまクリントン」と呼ぶなど、痛烈な批判を展開しています。
トランプ氏とペンス氏は、党大会後に選挙戦を本格化させる見通しで、2人が足並みをそろえて有権者にアピールできるか注目されます。

アメリカ大統領選挙に向けて、与党・民主党の指名獲得を確実にしているクリントン国務長官の陣営は20日、ツイッターなどで「トランプ氏は同性愛者などLGBTと呼ばれる性的マイノリティーの人たちに最も強く反対する政治家を副大統領候補に選んだ」としてペンス氏を批判しました。
さらに「ペンス氏は移民制度改革や最低賃金の引き上げにも反対してきた。過激な人選だ」と強調しています。

#ヒラリー