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アメリ労働省が16日、発表した7月の消費者物価は、市場の予想どおり、前の月と同じ水準で、横ばいになりました。7月は、医療サービスや新車が値上がりした一方、ガソリンや中古車、航空運賃などが値下がりしました。また、市場が注目している食品やエネルギーを除いた7月の消費者物価は、前の年の同じ月と比べて、2.2%上昇し、9か月連続で2%台の水準を維持しました。


アメリカの消費者物価をめぐっては、衣料品や中古車などの価格は下落傾向が続いてる一方、労働市場の改善に伴う緩やかな賃金の上昇を背景に、医療関連などサービスの価格は上向いています。


市場ではアメリカの中央銀行にあたるFRB連邦準備制度理事会が年内にも追加の利上げに踏み切る可能性があるとみていて労働市場の改善に加えて、物価が安定的に上昇するかどうか注目しています。

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