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アメリ労働省が12日に発表した先月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて3.7%の上昇となり、前の月と同じ水準となりました。

ことし6月に3.0%だった上昇率は、その後、2か月連続で拡大していましたが、いったん歯止めがかかった形です。

項目別では、いずれも前の年の同じ月と比べ、輸送費が9.1%、住居費が7.2%上昇した一方、ガス代は19.9%、中古車は8%それぞれ下落しました。

また、変動の大きい食品やエネルギーを除いた物価指数は前の年の同じ月と比べて4.1%の上昇と、おととし9月以来、2年ぶりの低い水準となりました。

ただ、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃と、それに対するイスラエル軍の報復作戦をめぐり、原油先物価格は一時、大幅に上昇するなど、物価を押し上げる要因となる原油高への懸念も出ています。

中央銀行にあたるFRB連邦準備制度理事会は、前回・先月の金融政策を決める会合で利上げを見送っていますが、今月31日から開く会合で物価の動向などを踏まえて、どのような政策判断をするのか、注目されます。

#経済統計(アメリカ・消費者物価指数・9月・前年同月比3.7%上昇・前月と同じ水準=いったん歯止め)

労働省が12日発表した10月7日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は横ばいの20万9000件となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は21万件だった。

全米自動車労働組合(UAW)のストライキは4週目に入ったが、労働市場に大きな影響を与えている兆候はまだ見られない。ただ、政策当局者はUAWのストを経済見通しを巡る新たな不確実性の要因とみている。

9月30日までの1週間の継続受給件数は3万件増の170万2000件となった。

プリンシパル・アセット・マネジメントのチーフグローバルストラテジスト、シーマ・シャー氏は「確かに、インフレ率は徐々に鈍化しているものの、力強い労働市場はインフレ再燃の脅威を無視できないことを意味しており、連邦準備理事会(FRB)は警戒を続けている」と述べた。

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#経済統計(アメリカ・新規失業保険申請件数)