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アメリ労働省が14日に発表した10月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて3.2%の上昇となりました。市場予想の3.3%をいくぶん下回りました。

上昇率は9月から0.5ポイント低下し、4か月ぶりに前の月を下回りました。

項目別では、いずれも前の年の同じ月と比べて中古車価格が7.1%、ガソリン価格が5.3%、それぞれ下落した一方、輸送費が9.2%、住居費が6.7%上昇しました。

また、変動の大きい食品やエネルギーを除いた物価指数は前の年の同じ月と比べて4.0%の上昇となり、上昇率は前の月を下回りました。

アメリカでは今月3日に発表された雇用統計で先月の農業分野以外の就業者数が市場予想を下回り、労働市場のひっ迫が緩み、インフレの鈍化傾向が示されました。

今回の消費者物価指数もインフレが落ち着く傾向を表す内容となっています。

市場では中央銀行にあたるFRB連邦準備制度理事会が12月に開く金融政策を決める会合でも利上げを見送るという見方が強まりそうです。

#経済統計(アメリカ・消費者物価指数・10月・3.2%上昇 上昇率は4か月ぶりに前月を下回る)