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ニトリ会長・似鳥昭雄さん「落ちこぼれだった私が成功できた理由」|from dot.|ダイヤモンド・オンライン

──落ちこぼれだった似鳥さんが、ニトリを創業するに至るには、何があったのでしょうか?


 学生のときは落第生で、サラリーマンをやっていたときにも営業成績は最低。そこもクビになって、一度はこき使われるのが嫌で逃げ出した父の会社に戻っても、火事を起こしてやめることになり、他にやることがなくなって、お金を借りて始めたのが、ニトリです。30坪の店で、1階が家具売場、2階が私の住居という個人商店でした。1967年、私が23歳のときです。けれども全然売上が上がらず、赤字続きでした。

 こうして振り返ると、若いころと今のあまりの落差の大きさに、自分でも「夢みたいだ」と驚いてしまいます。そんな私が事業を興して成功できたのは、「ロマン」と「ビジョン」があったからです。


──それは、ニトリが掲げる「成功の5原則」の最初の二つですね?


 そうです。私は「ロマン」「ビジョン」「意欲」「執念」「好奇心」を「成功の5原則」と呼び、ニトリの社員たちにもこの5つが大事だと繰り返し言っています。


 ロマンとは、「人のため、世のために、人生をかけて貢献したい」という気持ち。いわば、大志です。私は子どものころもサラリーマンになってからも、ずっとろくなことがありませんでしたが、今思うとそれは私が人生の目的を何も持たずに、行き当たりばったりのその日暮らしをしていたからなのです。

――もう一つのビジョンとは、具体的にどういったことでしょうか?


 ビジョンとは、ロマンを実現するための中長期計画で、具体的な数字が入っていなくてはなりません。しかもしれは、達成不可能とも思えるほど大きな数字である必要があります。

 もしロマンとビジョンがなければ、何も考えず、行き当たりばったりで人生が終わっていたでしょう。人間は本来、人のため、世のために生まれてくるのです。だから「世の中の役に立つ人になろう」と志さなければいけないし、そう志すことで人生が開けてくるのです。若いうちにそうなれれば理想ですが、50歳、60歳になってからでも間に合います。

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