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アメリカの中央銀行に当たるFRB連邦準備制度理事会のイエレン議長は、26日、ワイオミング州で講演し、アメリカ経済の現状について、企業の設備投資が減速しているものの、「堅調な個人消費に支えられて、アメリカ経済は拡大が続いている」という認識を示しました。そのうえで、焦点になっている追加の利上げについては、改善が続いている労働市場などを踏まえ、「追加の利上げに向けた根拠はここ数か月間で強まっている」と述べ、追加の利上げの具体的な時期については示さなかったものの、来月の会合以降、利上げを検討する意欲をにじませました。

フィッシャー副議長は、9月に利上げが実施され、年内に複数回の利上げがあると予期するべきかとのCNBCの質問に対し、「イエレン議長がこの日の講演で述べたことは、この2つの質問に対し『イエス』と答えることと整合性が取れている」と述べた。ただ、こうしたことは経済指標次第となるとの見方も示した。


そのうえで、経済指標は改善しているとし、「経済が力強さを増したとの証拠は出ている」と指摘。労働省が発表する8月の雇用統計は利上げをめぐる決定を左右する可能性があるとの見方を示した。


連邦公開市場委員会(FOMC)の年内の日程は9月、11月、12月となっている。

FRB議長示した金利予測表に注目、不透明感強まったとの声も | ロイター

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長がジャクソンホールでの講演の際に配布した一枚のチャートが注目されている。連邦公開市場委員会(FOMC)参加者による先行きのフェデラル・ファンド(FF)金利予測(中央値)に加え、政府、民間の予測誤差に基づき算出した、将来7割の確率で到達し得る金利水準の範囲を示した図表だ。


これによると、同範囲は時間軸とともに扇のように広がっていき、2017年末時点では金利が3%を超えることもゼロに逆戻りすることも、ともに7割の確率で起こり得ることになる。


市場では、先行きの手がかりを得るどころが、逆に不透明性が増したとの声や、FRBメンバーによる、いわゆるドット・プロット(=今後の政策金利の推移を点で示したグラフ)は信用できず、経済指標を一段と注視すべきとの指摘が聞かれた。


イエレン議長はこのチャートについて、不透明性は現実として受け入れるしかなくFRBが時間とともにFF金利がどのように進展していくかを予測する能力は非常に限られている」と認めた上で、「確率の範囲が広がるのは、経済がしばしば衝撃に巻き込まれるためであり、金利が予想通りに進むのはまれでしかない」と説明した。


将来については、生産性や経済成長率が低水準にとどまり、世界の貯蓄率が高止まれば、2%を超える利上げはおそらく無理で、不本意ながら金利をゼロ近辺にとどめざるを得ないとし、景気後退(リセッション)入りなら資産買い入れやフォワドガイダンスを極限まで広げるよう強いられる可能性があるとした。


その一方で、FRBは将来の危機に対応できるだけの手段を備えており、債券買い入れを通じて金融システムに資金を供給したり、フォワドガイダンスで低金利継続を約束することができると強調した。

#FRB#イエレン

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  グロース氏は電子メールで質問に答え、「イエレン議長は、社債や株式の購入で日本銀行欧州中央銀行(ECB)、スイス中銀が生み出した資産バブルよりもさらに大きなバブルの発生に道を開きつつある」と説明。「これは資本主義ではない。病んでいる経済に歩行器や車いすを与える行為だ。金融政策がこの方向を進み続けた場合、経済は二度と普通に歩けなくなる恐れがある」と指摘した。


原題:Gross Says Yellen’s Economy ‘May Never Walk Normally Again’(抜粋)

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