https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

十字架のヨハネ - Wikipedia

1577年には同じ修道会士の手によって修道院から拉致され、トレドで幽閉された。暗い小部屋での九ヶ月の幽閉生活の中で、ヨハネは霊的なインスピレーションを受けた。そして幽閉生活から開放されると、そこで得た経験をもとに『暗夜』を著した。

十字架のヨハネの思想は、『暗夜』の概念に集約されている。 『暗夜』とは、「神との一致に至るまでの過程」と定義されている。 この『暗夜』は、「暗き夜に 炎と燃える 愛の心のたえがたく」 に、はじまる、8編の詩の形式で表現され、彼の代表作である、『暗夜』と『カルメル山登攀』によって解説されている。 この詩は、「信仰の暗夜を通って、神との一致に向かう魂が、赤裸と浄化の中に見出した『さいわいなさだめ』をうたう」ものである。

Amazon.co.jp: 暗夜: ファン・デ・ラ・クルス, 山口女子カルメル会: 本

カルメル山登攀 | 十字架の聖ヨハネ, 奥村 一郎 | 本 | Amazon.co.jp

十字架のヨハネ  Juan de la Cruz  あるいは「カルメル山、登山」

カルメル山の登山口にはまず3つののぼり口がある、、とヨハネは言う


それは


「不完全な霊の道」


「間違った霊の道」


「完徳の狭い小路」


さてでは「不完全な霊の道」を行った修行者はどうなったか?


この道はすでにして「天上の至宝」と、入口に掲げてあって、いかにもこの道こそが正しい霊性の道と思わせるのである。
しかも広くて登りやすい道だ、
だが其の道を辿るといくらいってもどこにも辿りつかない、
なぜならば、天上の至宝という偶像を求めたからあなたは何も得られない。
そしてどこにも行きつかないのだ。山に迷いあなたは途方に暮れるだけ。


さて次に「間違った霊の道」を行った修行者はどうだろう?
この道の入り口には「地上の財宝」と掲げてある。
すなわち、ここを行くものは、
欲望のみに急き立てられて、結局何も得られないで終わるのだ。
或いはけち臭い地上の腐った宝を少しばかり得てそれで終わりなのだ。


では「完徳の狭い道」を行った修行者は、


「生命に至る道は狭くてこれを見出すものすくなし」マタイ伝


この道の入り口には「無」としか掲げらていないのだ。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160904#1472985350高橋宏志
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160904#1472985351マザー・テレサ
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160901#1472726054小林麻央
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160828#1472380849遠藤周作
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160827#1472294486佐藤優
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160824#1472034959(田坂広志2)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160810#1470825141(田坂広志1)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090706#1246837029(大疑団)

#哲学部