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ＮＡＴＯの加盟国トルコを訪れたストルテンベルグ事務総長は９日、チャウシュオール外相と会談したあと記者会見を開き、トルコ軍が先月からシリアで続けているＩＳへの軍事作戦を評価し、引き続き支援する考えを示しました。
そのうえで「ＩＳと戦う方法を見つけなければならない。地元の部隊の訓練が鍵になる」と述べ、今後はシリアの地元の部隊との連携が重要だという認識を示しました。
これに対しチャウシュオール外相は、トルコ軍がシリアのトルコ国境沿いからＩＳを追い出したのは、地元の部隊との連携の成果だと強調しました。そして、シリアのラッカなどＩＳの拠点の制圧に向けて、アメリカ主導の有志連合による空爆が必要だとしたうえで、「地上でも、地元の部隊への支援によって成功できるだろう」と述べ、有志連合のさらなる関与を求めました。
ただ、トルコは、欧米諸国が重点的に支援してきたシリアのクルド人勢力を、ＩＳと同じテロ組織と位置づけており、今後、作戦の進め方をめぐって、欧米側とトルコが足並みをそろえられるかが課題になります。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160909#1473417427
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160905#1473071771
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160905#1473071774