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ロシア軍は今月５日から１０日まで、南部で兵士らおよそ１２万人が参加して大規模な軍事演習を行っていて、９日、ウクライナから一方的に併合したクリミアでの軍事演習を公開しました。
演習では、スホーイ３４型爆撃機が爆撃訓練を行ったり、艦艇を使った上陸訓練を行うなどしたほか、地対空ミサイルの発射訓練なども行われました。軍事演習がこれほどの規模でクリミアで行われるのは、ロシアによる併合のあと初めてです。
ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は「航空戦力はシリアでの経験を生かして演習を行った」と述べ、シリアでの実戦経験がロシア軍の戦闘力の向上につながっていると誇示しました。
ロシアはクリミアに最新鋭の地対空ミサイル「Ｓ４００」を配備したほか、クリミアの軍港を拠点とする「黒海艦隊」の船を更新し、戦闘機も増強しています。
ロシアとしては、クリミアを軍事拠点として重視する姿勢を示すとともに、ウクライナ情勢をめぐって対立するＮＡＴＯ＝北大西洋条約機構をけん制する狙いがあるものと見られます。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160906#1473158822
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160903#1472899046
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160902#1472812588
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160821#1471776553

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