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労働市場改善で賃金上昇、過度の利上げ避けるべき=FRB副議長 | ロイター

米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長は27日、大学で講演し、米労働市場が引き締まりつつあることで、米国の労働者は恩恵を受け始めているとの見解を示した。


また、FRBは過度の利上げは避けるべきと発言。利上げはすべきだが、時期については「分からない」とした。


FRBは9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送ったが、イエレン議長を含め当局者らは年内の利上げを示唆している。


フィッシャー副議長は、最近発表された2015年の国勢調査で、同年の家計所得の中央値が増加したことは米国の失業率改善が賃金を押し上げている兆候だと指摘。

米FRB副議長「経済学に多様性必要」、金融政策への言及なし | ロイター

副議長は大学での講演原稿で「経済政策は多様な見解や経験に基づき決定されるのがより望ましい」と指摘した。


過去およそ50年に働き盛りの男性の労働参加率が低下している問題に言及し、社会保障や低技能職の需要減少などが要因との研究結果が出ているが、一段の多様性がこうした問題の原因分析に寄与するとの考えを示した。


この他、一部の地域やマイノリティー層が収入を拡大する上で、どのような要因が支援、または足かせになるのかといった問題にも新たな視点が必要だと述べた。


その上で「社会全体として、経済学の関係者にさらなる多様性が求められる」とした。