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この事件はおととし10月、トラックのコンテナに入ってイギリスに入国しようとしたベトナム人39人がロンドン近郊で遺体で見つかったもので、かつて日本でも働いていた女性が亡くなる直前に「息ができなくて死にそう」と母親にメッセージを送っていたことが伝えられるなど社会に大きな衝撃を与えました。

この事件で過失致死の罪などに問われた男ら7人の裁判が22日にロンドンで開かれ、金銭と引き換えにトラックや運転手を手配し、ベトナム人たちの渡航に主導的な役割を果たしたなどとして、ルーマニア人の43歳の男に禁錮27年、イギリス人の41歳の男に禁錮20年の実刑判決が言い渡されました。

ほかの5人に対しても、禁錮3年から18年が言い渡されました。

判決で裁判官は「犯行は洗練され、長期間にわたり、金もうけのためで、イギリスの入国管理の取り組みを大きく損なった」などと非難しました。

この事件をめぐってはベトナムでも去年、男女4人が違法な渡航を仲介したとして最長で禁錮7年6か月の実刑判決を言い渡されています。

アメリカとイギリスの両国は23日、バイデン大統領とジョンソン首相が電話会談を行ったと発表しました。

それによりますと、両首脳は気候変動や新型コロナウイルスへの対策について議論し、バイデン大統領が発表した地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」への復帰や、WHO=世界保健機関からの脱退撤回について、ジョンソン首相が歓迎したということです。

また、NATO北大西洋条約機構の重要性を改めて確認したほか、中国やイランなどへの対応、自由貿易協定についても意見を交わし、安全保障や経済面などで同盟関係を深めていくことを確認したとしています。

バイデン大統領は22日には、隣国のカナダとメキシコの首脳とそれぞれ電話会談を行いました。

トランプ前政権が掲げたアメリカ第1主義から国際協調の重視へと転換を図るバイデン大統領は、今後も同盟国などを中心に外交活動を本格化させることにしています。

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