ミャンマーの裁判所 米国人ジャーナリストに禁錮11年判決 #nhk_news https://t.co/Wv59YdD2Lq
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年11月12日
軍がクーデターで実権を握ったミャンマーの裁判所は、現地の有力英字誌のアメリカ人ジャーナリストに対して、虚偽の情報を広めたなどとして禁錮11年の有罪判決を言い渡し、アメリカ政府のさらなる反発が予想されます。
判決を言い渡されたのは、ミャンマーの英字誌「フロンティア・ミャンマー」の編集幹部を務めるアメリカ人ジャーナリスト、ダニー・フェンスター氏です。
ことし5月、最大都市ヤンゴンの国際空港で出国直前に拘束され、虚偽の情報を広めた罪や非合法の組織と関わった罪などで訴追されていました。
弁護士によりますと、フェンスター氏は12日、ヤンゴンの刑務所内の裁判所で禁錮11年の判決を言い渡されたということです。
弁護士は、フェンスター氏が失望するとともに、ミャンマーの司法は信頼できないとして控訴にも後ろ向きな姿勢を示していると話しています。
フェンスター氏はテロ対策法違反と扇動の罪でも訴追されていて、審理が別に行われています。
アメリカ政府は訴追は不当だとして、フェンスター氏の解放を繰り返し求めてきただけに、有罪判決を受けてさらに反発することが予想されます。
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