https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


フランスの大統領選挙はことし4月に行われる予定で、中道右派の統一候補、フィヨン元首相や極右政党「国民戦線」のルペン党首などが有力候補になると見られています。


25日付けのフランスの新聞「カナール・アンシェネ」は、フィヨン氏の下院議員時代にペネロプ夫人が、勤務実態がないのに秘書として給与を受け取っていたという疑惑を伝えました。
ペネロプ夫人が受け取った給与は8年余りで総額50万ユーロ、日本円でおよそ6100万円にのぼった可能性があるとされ、報道を受けて検察当局は25日、公金横領の疑いで捜査に着手したことを明らかにしました。


フランスでは議員の家族が秘書に雇われて議員報酬から給与を受け取ること自体は違法ではなく、フィヨン氏は25日、記者団に「妻への侮辱だ。コメントしようがない」と反論しました。
また、陣営の幹部も「彼女は出しゃばるタイプではなく、陰ながら働いていた」と疑惑を否定していますが、選挙戦でルペン氏と激しく争うフィヨン氏にとって打撃となる可能性もあります。