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ラストワンマイル市場を押さえろ――。「物流の最終拠点」から「消費者の手元」まで、どのように商品を届けるか。この「最後の部分」を巡るビジネスがラストワンマイル市場だ。ネット通販大手のアマゾンなどが先駆的にラストワンマイル市場の仕組み構築を目指しているが、今後、流通業は皆、避けて通れない道である。「ラストワンマイルを制する流通業こそが、市場を制する」という見方がある。市場争奪戦は静かに始まっている。

 実はアマゾンは、すでにこのサービスをカー用品の販売が本業のオートバックスセブンなどでも展開している。ラストワンマイルはどこで、どう商品を受け取るかが肝となる。この「アマゾン方式」を取れば、流通業のホームセンターや家電量販店などの流通業が、アマゾンの販路に化ける可能性がある。


 つまり店舗を持たないアマゾンは、スーパーやコンビニではない店舗、異業種など消費者の身近にある拠点を使って、ラストワンマイルへのアプローチを始めたといえるのだ。

 菓子をどういった手段、どういう形で販売するかに、ラストワンマイルの発想を取り込んだのがオフィスグリコだ。まるで富山の置き薬と同じ手段で、オフィスの需要を獲得した。

オフィスグリコに可能性を感じるのは、すでに11万社という企業に入っているという実績である。オフィスにグリコ商品の専用販路を持っているも同然で 、例えば定期的に巡回するサービススタッフを通じて、菓子だけでなく、まったく違う商品やサービスをアプローチできるところだ。

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