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三浦九段は去年10月、対局中に将棋ソフトを不正に使った疑いがあるなどとして日本将棋連盟から年内の出場停止処分を受けましたが、その後、調査委員会が不正の証拠はなかったという結論を出し、連盟の会長が交代するなど大きな混乱が起きました。


三浦九段は13日、東京の将棋会館で4か月ぶりの復帰戦となる竜王戦の予選に臨み、およそ50人の報道陣が取り囲むなか羽生善治三冠と対局しました。
将棋会館での対局では、スマートフォンなどの電子機器をロッカーに預ける決まりが定められていますが、13日は2人の希望によって、金属探知機によるボディーチェックが行われたということです。


対局は午後10時45分に三浦九段が投了して131手までで羽生三冠が勝ち、三浦九段は復帰戦を勝利で飾ることはできませんでました。