村)佐賀県上峰町で指されている王将戦第6局、2日目午前のおやつは藤井聡太王将が嬉野抹茶と黒豆のケーキとアイスコーヒー、羽生善治九段がガトーショコラとホットコーヒーでした。嬉野は、災害等で2年連続で王位戦の開催が見送りになった場所。今年も開催予定だそうです(写真は日本将棋連盟提供) pic.twitter.com/OHlWUDsu9E
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村)佐賀県上峰町で指されている王将戦第6局、2日目の昼食は藤井聡太王将が佐賀県産金星豚のロースト、羽生善治九段が佐賀県上峰産うなぎの蒲焼丼でした。上峰町はうなぎが生産されているんですね(写真は日本将棋連盟提供) pic.twitter.com/pDnHuVnbqk
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) 2023年3月12日
#羽生善治九段 は王将戦挑戦者決定リーグで6戦全勝し、20年の第33期竜王戦以来のタイトル戦登場でしたが14年ぶりの王将位奪還とタイトル獲得通算100期の達成はなりませんでした。
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写真は、投了しうなだれる挑戦者の羽生九段(左)。右は初防衛を果たした藤井王将
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藤井五冠、王将を初防衛 羽生九段は通算100期逃す https://t.co/HZgBZ7FhM5
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2023年3月12日
歴代1位のタイトル獲得通算99期で、100期の大台が懸かっていた羽生九段は、今回での到達はならなかった。藤井王将のタイトル数は12期となり、十八世名人の資格を持つ森内俊之九段と並ぶ歴代8位となった。
【速報 JUST IN 】将棋「王将戦」 藤井五冠が羽生九段に勝ってタイトル防衛 #nhk_news https://t.co/YechqoHgnz
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将棋の八大タイトルの1つ、「王将戦」の第6局が佐賀県で行われ、藤井聡太五冠(20)が、挑戦者の羽生善治九段(52)に勝って「王将戦」を制し、今年度保持している5つのタイトルすべての防衛に成功しました。
「王将戦」七番勝負は、ここまで藤井五冠が3勝2敗とし、防衛まであと1勝に迫っていました。
第6局は11日、佐賀県上峰町で始まり、2日目の12日は、先手の羽生九段が11日の対局終了時に次の1手を書いた「封じ手」から再開しました。
対局では、後手の藤井五冠が2枚の「銀」や大駒の「角」などで相手の守りを崩していきます。対する羽生九段も攻め合いに持ち込むべく、敵陣深くに「角」を打ち込むなど反撃しますが、藤井五冠は最後まで攻撃の手を緩めず、相手玉を徐々に追い詰めます。
そして午後3時56分、羽生九段が88手までで投了。
藤井五冠が勝って4勝2敗とし、「王将戦」2連覇を果たすとともに、今年度、保持している5つのタイトル、▽叡王、▽棋聖、▽王位、▽竜王、▽王将のすべての防衛に成功しました。
一方の羽生九段は、前人未到のタイトル通算100期獲得はなりませんでした。
藤井五冠は現在、史上最年少での「六冠」がかかる「棋王戦」に臨んでいるほか、来月からは「名人戦」に挑戦する予定で、2つのタイトル戦を制すると、羽生九段以来となる「七冠」を史上最年少で達成する可能性も出てきました。
対局後、藤井五冠は、「少し危ない形になるなど、際どい将棋なのかと思って指していた。何とかよい結果を残せてよかったという感じだ。シリーズを通して考えても分からない局面が多く将棋の奥深さを感じた。8時間の長い持ち時間で6局指すことができて、羽生九段の強さや自分の課題をより感じ、得るものの多いシリーズで、今後に生かせたらと思う」と話していました。
羽生九段は、「いろいろやってはみたが、全体的に指し手の正確さ、精度を上げなければいけないと感じたシリーズだった。藤井五冠はいろいろな変化や読み筋がたくさん出てくるので、対局していて大変ではあったが勉強にもなった。自分の足りないところを改善しまた次に臨めたらと思う」と話していました。
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