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連邦公開市場委員会(FOMC)が過ちを犯す可能性を過小評価すべきではない。米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)がこうした警告を発した。


  PIMCOの世界経済アドバイザー、ヨアヒム・フェルズ氏によれば、メンバー交代の影響などでFOMCは今後2年、市場の予想より速いペースで利上げする可能性がある。市場関係者はトランプ米大統領の政策による景気浮揚の可能性に照準を定めており、多くのリスクが無視されていると分析した。


  同氏は14日、カリフォルニア州ニューポートビーチにあるPIMCO本社からシドニーで開かれた会議にビデオを通じ参加し、FOMCは「実際にタカ派となり、過度に政策を引き締める可能性がある」と述べた。


  同氏はFOMCが「現時点で過度に拡張的でないことに留意してほしい」と話した上で、よりタカ派的なFOMCが現在市場に織り込まれている以上に利上げを行うと想定すれば、米金融政策が「比較的早い段階で縮小的になる」と十分考え得るとの認識を示した。


原題:Pimco Is Cutting Risk Amid Concern Fed Could Turn Overly Hawkish(抜粋)

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