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沖縄平和運動センターの議長、山城博治被告(64)は去年8月、アメリカ軍北部訓練場の近くで沖縄防衛局の職員の肩を揺さぶりけがをさせたなどとして、傷害や公務執行妨害などの罪で起訴されています。


山城議長は当時、北部訓練場のヘリコプター発着場の建設に反対する活動をしていて、去年10月に逮捕されてから5か月以上勾留されていました。


那覇地方裁判所は17日、弁護側の求めに対し保釈を認めましたが、検察側が福岡高等裁判所那覇支部に不服を申し立てていました。


これについて、福岡高等裁判所那覇支部は18日、検察側の申し立てを退け、保釈を認める決定をしました。山城議長はこのあと、勾留されていた那覇拘置支所を出て記者会見を行うことにしています。


山城議長の勾留が5か月間続いたことについて、国際的な人権団体の「アムネスティ・インターナショナル」は人権侵害だと指摘したうえで、「基地の反対運動を萎縮させるおそれがある」と強い懸念を示していました。


山城議長は17日に那覇地方裁判所で開かれた初公判で、起訴された内容の一部を否認し、無罪を主張しています。


去年10月に逮捕されてから5か月以上勾留されていた沖縄平和運動センターの議長、山城博治被告(64)は18日午後8時ごろ、那覇拘置支所を歩いて出て支援者らの前に姿を見せました。


山城議長は去年8月、アメリカ軍北部訓練場の近くで、ヘリコプター発着場の建設に反対する活動をしていたところ、沖縄防衛局の職員の肩を揺さぶりけがをさせたなどとして、傷害や公務執行妨害などの罪で起訴されています。


那覇地方裁判所は17日、弁護側の求めに対し山城議長の保釈を認め、検察側が不服を申し立てていましたが、福岡高等裁判所那覇支部は18日、検察側の申し立てを退け保釈を認める決定をしました。山城議長は、このあと那覇市内で記者会見を行うことにしています。


長期間にわたる勾留について、国際的な人権団体のアムネスティ・インターナショナルは、人権侵害だと指摘したうえで、「基地の反対運動を萎縮させるおそれがある」と強い懸念を示していました。


山城議長は17日、那覇地方裁判所で開かれた初公判で、起訴された内容の一部を否認し無罪を主張しています。

保釈された山城博治議長は、出迎えた支援者らを前に、「元気で出ることができ、皆さんと再会できて、こんなにうれしいことはありません。きのうの初公判のあとは、検察側が保釈させないのではないかと思い、夜は眠れなかったが、保釈と聞き安どしました。拘置支所には、沖縄県民や全国の人たちから激励の手紙が届き、感謝しています。裁判はきのう始まったばかりで何か月かかるか分かりませんが弁護団と一緒に無罪を勝ち取ります」と述べました。