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ロシアのプーチン大統領とイランのロウハニ大統領はモスクワで28日、首脳会談を行ったあと、そろって記者会見に臨みました。


この中で、プーチン大統領はシリア情勢について、「両国は過激派組織IS=イスラミックステートなどの壊滅を目指して足並みをそろえ、問題の解決に向けて尽力している」と述べ、ロウハニ大統領も「テロが根絶されるまで戦いは続く」と応じました。


シリアでは、ロシアとイランはともにアサド政権への軍事支援を続けているほか、アサド政権と反政府勢力の停戦仲介でも協力していて、両首脳は連携を強化することを確認した形です。


また両首脳は、去年12月、イランを含むOPEC=石油輸出国機構の加盟国とロシアなどの非加盟国が協調して減産することで15年ぶりに合意したことを歓迎したうえで、原油価格の上昇を図るため協力を続けることで一致しました。


ロシアは、中東での影響力を確保するためにも地域大国のイランを重視する一方、イランは強硬姿勢を取るアメリカのトランプ政権に対抗するうえで、ロシアとの関係強化を図っています。