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一方、ルペン氏は地元のテレビに出演し、「大統領はすべてのフランス人の大統領であるべきで、私は国民戦線の党首の座から離れることが不可欠だと考える」と述べ、決選投票までの間、極右政党・国民戦線の党首の座から一時的に離れると表明しました。


大統領に選出される前に所属政党と距離を置くのは、フランスでは異例のことですが、ルペン氏には決選投票に向けて、極右政党の支持層以外にも支持を広げる狙いがあるものと見られます。


最新の世論調査の支持率では、上位2人と僅差で敗れた有力候補の支持者のうち、共和党のフィヨン氏の場合、マクロン氏に41%、ルペン氏に33%と支持が割れているほか、急進左派のメランション氏では態度を決めていない人も多く、こうした支持者がマクロン氏とルペン氏のどちらに流れるか注目されます。

国民戦線のルペン氏は24日夜、地元のテレビに出演し、「大統領はすべてのフランス人の大統領であり、すべてのフランス人を結束させるべきだ。だから私は、国民戦線の党首の座から離れることが不可欠だと考える。私は今夜、国民戦線の党首ではなく、フランス人すべてをまとめることを願う大統領選挙の候補者としてここにいる」と述べ、決選投票までの間、一時的に党首の座から離れると表明しました。


フランスでは伝統的に選挙で選ばれた大統領は党籍を離脱しますが、選出前に党と距離を置くのは異例のことです。


極右政党の党首が大統領に選ばれるのを阻止する必要があるとして、敗退した候補者たちやオランド大統領がマクロン氏への投票を呼びかける中、ルペン氏としては、国民戦線から距離を置く姿勢を見せることで、決選投票に向けて支持を広げる狙いがあるものと見られます。

エマニュエル・マクロン - Wikipedia