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なお、私が個人的に関心のある「水」問題に関しては、デンマークはいわゆるバイキングの時代からの伝統的な海運国であり、今回、視察を予定している海運博物館において、デンマークの海運国としての隆盛の歴史に触れることを楽しみにしております。

特例法という皇室の制度面の事項については、私が言及することは控えたいと思います。


国際親善のための外国訪問については、訪問先の国と我が国との相互理解と友好親善を増進するうえでも、とてもよい機会であり、皇室の役割の一つとして極めて重要であると考えます。


両陛下は、外国訪問に当たり、相手国と我が国との歴史を心にとどめられ、将来を見据えて両国間の相互理解と友好親善をどのように促進していくのがよいかということを常に深くお考えになりながら、御訪問先での諸行事に臨んでこられていると思います。こうした両陛下のなさりようを拝見してまいりましたので、私としても、両陛下のお気持ちを大切にして国際親善に努めていきたいと思っております。


4月のマレーシア訪問においても、両陛下の3度にわたる御訪問と、その間に培われたマレーシア王室およびマレーシア国民との親近感を基礎として、同国の人々、特に若い世代の人々との交流に努めてまいりました。


戦没者追悼のための外国訪問については、両陛下には、日本人か外国人かを問わず、先の大戦において不幸にして犠牲となられた方々に対し、心を込めて慰霊をなさりたいとのお気持ちを大切になさり、これまでさまざまな国を御訪問になってこられたものと受け止めております。私としても、こうした両陛下のお気持ちに思いを致しながら、これからの外国訪問に真摯(しんし)に取り組んでいきたいと思います。


こうした皇室の国際親善の在り方については、日頃から雅子とも話をしてきておりますし、今後もいろいろな機会をとらえて話し合っていきたいと思っています。

ことし2月の私の誕生日の記者会見にあたっても述べましたとおり、陛下が昨年8月のお言葉の中で、「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないか」とお案じになられたことについて、とても心を揺さぶられましたが、同時に陛下のお気持ちについては十分お察し申し上げており、陛下のお考えを真摯に重く受け止めております。


また、象徴天皇の役割については、陛下は、長年にわたり象徴天皇としてのお務めを果たされる中で、お仕事の一つ一つを心から大切にして取り組まれながら、そのあるべき姿について真摯に模索してこられました。そうした陛下のお気持ちを十分に踏まえ、また、歴代の天皇のなさりようも心にとどめながら、これまで陛下より引き継がせていただいた公務も含め、それぞれの務めに全身全霊で取り組んでまいりたいと思います。