この所、合間時間に改めて宇沢さんの遺した本を読み直している。専門も、一般向けのものも、色々に読ませる所があり、正味参考になる。團藤先生ほど正直にはまだなれないが、法学は團藤、経済は宇沢、日本の背骨に芯の入った知性が、つい数年前までは確かに元気で地上に暮らしていた。やらねばならぬ。
— Ken ITO 伊東 乾 (@itokenstein) 2017年6月24日
昔は 学士といえば全国に数%しかいない真の意味での選良で 教育が自由化されていなかったという批判もありえましょうが、その道のプロとしての学識以上に、襟持の高い人材として信用できた筈でした。いまや博士を持っていても基礎が怪しい人をたくさん見かけます。基礎から独自の仕事まで一貫が大事
— Ken ITO 伊東 乾 (@itokenstein) 2017年6月24日
またまとめなおしてみるのも大事です。2014年のバイロイトまでともかく駆け抜ける事で精一杯でしたが、最初に実技の教科書、次に今は数理や物理から立ち上げる教科書、小学生から核心をはずさず教えられるようカリキュラムを立てて、実際に「ひらめきときめき」などで中一から教えてみて学ぶ事多し
— Ken ITO 伊東 乾 (@itokenstein) 2017年6月24日
20年くらい前にはずいぶん雑音がたくさんありましたが、段階がいくつかあって、たとえば芸大で教えるようになってから しーん とした面がありました。現場をすべて支えていた時代 あいつは所詮東大出身だから と風評被害サンザンでしたが^^; 三善さんも柴田さんも最初はそうだったのでしょう
— Ken ITO 伊東 乾 (@itokenstein) 2017年6月24日
また時間に依存する音場の相関解析など、必要に応じて書き下ろした数理を、ごく簡単な基礎から・・・加法定理とか、甚だしくは四則演算だけでもいえることはあるので・・・系統だって一点の曇りもないよう準備(するのはけっこう大変だった^^;)等する内、おかしなノイズはすっかり静かになりました
— Ken ITO 伊東 乾 (@itokenstein) 2017年6月24日
結局判らないことがあったら、まず自ら調べ自ら学び、基礎から先端まで「奥の細道」一本開通できると、自分のオリジナルの仕事は出来ます。結果は出せ、手ごたえも判るけれど、これを教科書に書けるようにするには、登山口と深山幽谷の間を子供でも昇れる幹線道路にする必要があり、中々大変です^^;
— Ken ITO 伊東 乾 (@itokenstein) 2017年6月24日
#基礎づけ主義#勉強法