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司法試験と予備試験の最大の違いは,試験科目の区切られ方です。


一応確認しておきますが,司法試験では,全8科目,科目ごとに二時間の答案を作成します(選択科目は三時間)。

これに対し,予備試験では,公法系,民事系,刑事系,実務基礎科目…というように,複数の科目について,制限時間内にまとめ上げなければなりません(例えば,民事系であれば,210分で民法・商法・民訴法をやることになります)。ここが,最大の違いですね。

あえて,もっと過激な表現をすれば,各科目2ページ適切なことが書ければ上位合格します。


平成26年の予備試験民事訴訟法の答案で,1頁しか書いてないのにA評価だったというつわものを知っております。また,一般的に分量をしっかりと書くということが求められている実務基礎科目においても,再現答案を見ると,民事実務1ページ半くらい,刑事実務2ページくらいでA評価になっているものがありました(平成28年)。


そんなものです。そのためにはとにかく,「論証の理由付けや,事実の引用及び評価が不十分であっても,問われている事項について,最後まで筋を通した論述ができるか」を答案構成段階でしっかりと確認する必要があります。


何ページ書けば合格するのかという命題自体がナンセンスなものであることは百も承知ですが,「現場の相場観」として,2ページ書ければよい,3ページ目には入れれば十分ということを知っておくだけで,メンタル的に圧倒的に楽になるかなと思います。

問題文の読み方、答案構成はこうしてた〜司法試験合格者のつぶやき〜 | 岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

問題文を読む時は、主に4色ボールペンの赤を使って線を引いていました。
とにかく大切そうなところをガンガン弾きまくっていました。


それと同時に問題文にある(〇〇法)、(以下「△△」という)などの、
略語が使われる部分を黄色の蛍光ペンでマークするようにしていました。
これは、略語を忘れないことと、
略語が使用されている部分や、その周辺には使えそうな事情が多くある、
ということに気がついたので、目立つようにしました。


また、被告側の意見として使えそうな事情や、反対利益については、青いペンで線を引くようにしていました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170714#1500028651

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