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皇居では、3日午前、皇室の伝統に基づいて天皇陛下が結婚を了承される「裁可」などが行われたあと、宮内庁の山本信一郎長官が、午前11時15分から宮内庁庁舎で記者会見を行いました。


会見の冒頭、山本長官は、「眞子内親王殿下には、本日、小室圭氏と御婚約が御内定になりました」と述べて、お二人の婚約が内定したことを正式に発表しました。


眞子さまと小室さんの婚約内定の発表は、ことし7月8日に予定されていましたが、直前に発生した九州北部豪雨の被災地の状況を案じるお二人の心情も踏まえて日程が延期されていました。


天皇の子や孫にあたる女性皇族「内親王」の婚約は、天皇皇后両陛下の長女の黒田清子さん以来12年ぶりです。


3日はこのあと、秋篠宮ご夫妻と眞子さまが両陛下に婚約内定のあいさつをされ、小室さんも眞子さまの紹介で、両陛下にあいさつすることになっています。


そして、午後3時からは、東京の赤坂御用地にある秋篠宮邸のそばの赤坂東邸で、眞子さまが小室さんとそろって記者会見に臨み、婚約内定の心境や、交際の経緯などについて話される見通しです。

秋篠宮ご夫妻は、長女の眞子さまの婚約の内定にあたって文書で感想を表し、「小室さんと娘は、約5年の歳月をかけて、双方の気持ちを確認しながら結婚に向けての話を進めてきました。二人の意思を確認するのには十分な時間であったことと思います。私たちは、その二人の意思を喜んで尊重いたしました」と述べられました。そして、「今後いくつかの行事を経て結婚ということになります。私たち家族は、その日を迎えることを楽しみにしています」と記されました。

小室さんの母親の小室佳代さんは、眞子さまと小室さんの婚約の内定を受けて「このたびのことを大変感謝いたしております。とても畏れ多く存じ、責任の重さを感じます」と文書で述べました。


そのうえで、小室さんが父親を亡くしたあとも自発的に物事に取り組み、努力を重ね、尊敬する人たちの指導のもとで人生の要所要所を決断してきたとしたうえで、「今回につきましても、今までどおり息子を信じて任せるに至りました。これから行われるお行事を静かに見守ってまいりたく存じます」と記しました。

眞子さまのお相手の小室さんが勤務する法律事務所の上司もお二人の婚約内定を祝福しています。


小室さんが勤務する東京・中央区の法律事務所の副所長で、弁護士の藤田浩司さんによりますと、小室さんは去年8月から事務員として勤務していて、英語の契約書を日本語に訳したり英語の書類を作ったりするなど、得意の英語を生かして働いているということです。


藤田さんは、小室さんの仕事ぶりについて「毎朝ほかの人より早く出勤して事務所の中を片付け、どんな仕事も丁寧に取り組んでいる。まじめで謙虚な性格で、お客さんに対する気遣いもできるので助けられています」と話しています。


また、「将来については『法律を使って国際的な仕事をしたい』と言っていました」と話していました。


一方、小室さんの仕事以外の生活については「週末に事務所の同僚とフットサルを楽しんでいるほか、『大学時代にはフルマラソンを3時間以内で走った』と聞いたことがあります」と話しています。


藤田さんはお二人の婚約内定について、「おめでたいことです。お二人で力を合わせて明るい家庭を築いてほしいです」と話していました。

藤田 浩司|弁護士紹介【奥野総合法律事務所・外国法共同事業】

2001年、2010年、2011年 東京弁護士会司法修習委員会副委員長
2012年 東京弁護士会司法修習委員会委員長

2007年〜2010年 最高裁判所司法研修所教官(民事弁護)

2010年〜2012年 司法試験考査委員(商法)

2013年〜2014年 日本弁護士連合会司法修習委員会副委員長


婚約が内定したことを受けて、3日午後3時から、東京の赤坂御用地にある秋篠宮邸のそばの赤坂東邸で、眞子さまが小室さんとそろって、記者会見に臨まれました。


眞子さまは、淡いグリーンのワンピースに真珠のネックレスを身につけられ、小室さんは、紺のスーツにストライプのネクタイをしめていました。


眞子さまは、今の率直なお気持ちを尋ねられると、「本日、天皇陛下のお許しをいただき、婚約が内定いたしましたことを誠にうれしく思っています」と話されました。


さらに、2人の出会いについて、眞子さまは最初に会ったのは大学1年生のころだったと明かしたうえで「すれ違うと軽くあいさつする程度で、はじめてあいさつしましたのは2012年、国際基督教大学が教室で行った説明会で私が座った席が小室さんの座った席の後ろだったことがきっかけです」などと述べられました。


また、プロポーズについて小室さんは、「2013年12月、将来結婚しましょうと申し上げました。場所は都内で、食事のあと二人で歩いていた時だと記憶しております」と述べました。


さらに、理想の家庭像を尋ねられると、眞子さまは、「小室さんとともに温かく居心地よく笑顔あふれる家庭をつくることができればうれしく思います」と述べられました。


一方、小室さんは、「いつも自然体でなごやかな家庭を築いていきたい」と語りました。お二人は時折目を合わせてほほえみながら温かい雰囲気で受け答えされていました。