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中東のサウジアラビアなどは、ことし6月、「テロ組織を支援し、地域の安定を脅かしている」となどと主張してカタールと国交を断絶し、人の往来や物流を制限する経済封鎖を続けています。


事態の長期化が懸念される中、サウジアラビアで外交や経済などの実務を取りしきるムハンマド皇太子と、カタールのタミム首長が、8日、国交の断絶以来初めて電話会談を行いました。


サウジアラビアの国営通信によりますと、タミム首長は、国交を断絶している4か国と対話を行う意向を伝え、ムハンマド皇太子も歓迎したということです。


また、アメリカ、ホワイトハウスによりますと、仲介の意欲を示していたトランプ大統領も、8日、双方と電話会談を行いました。この中で、トランプ大統領は「地域の安定のためにはアラブ諸国アメリカの結束が重要だ」と強調し、関係改善を促したと見られます。


今回、首脳クラスが国交の断絶後初めて対話を行ったことで、事態の打開につながるか注目されます。