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「自民無風」「希望失速」「立憲追い風」――これが現時点の選挙情勢だ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。


内閣支持率と不支持率が逆転しているように、国民は安倍首相に対して根強い不信感を持っています。もし、“モリカケ疑惑”や“大義なき解散”が選挙の争点になっていたら、自民党には強い逆風が吹いていたはずです。ところが小池劇場が勃発したために、モリカケ疑惑も大義なき解散も話題から消えてしまった。小池都知事自民党のために“安倍隠し”に協力した形です。安倍首相本人も露出を控えている。結果的に自民党には追い風も向かい風も吹いていない。だから多くの自民党候補者は、『個人の力で勝つしかない』と選挙を戦っています。その分、過去2回、風だけで当選してきたいわゆる“魔の2回生”約100人は、ことごとく落選する可能性があります」


 鈴木哲夫氏は、現時点では、<自民235 希望93 立憲30>と予測している。自民は<プラス11〜マイナス22>、希望は<プラス8〜マイナス10>、立憲は<プラス2〜マイナス5>の幅で増減する可能性があるという。自民党は213まで減らす可能性があるということだ。公示前の284から71も減らす計算である。


 自民党が週末に調査したとして政界で流布されている選挙情勢は、<自民239 希望100 公明34 立憲29 維新25 共産22 社民2 大地1 無13>だ。


 希望の党は、小池代表が「排除の論理」を持ち出したために失速。民進党から移った45人は、もともと選挙に強く当選が濃厚だが、新人は苦戦必至だ。鈴木哲夫氏も、<選挙区52 比例41>と予測している。


「もし、選挙の争点がもう一度、モリカケ疑惑や解散の大義に戻り、無党派層が決起し、投票率が60%を大きく超えたら、自民党は大敗する可能性があります。その時は、立憲民主党議席を伸ばすでしょう。安倍首相は、自公で過半数を取れば首相を続けると宣言していますが、50人以上、落選させたら党内政局が勃発するはずです」(鈴木哲夫氏)


「(当選しても)一緒にやっていく相棒が見つかりません」


 地元広島で記者会見を開き、政界引退の理由をこう説明した前衆院議員、亀井静香氏(80)。警察官僚から政界に転じて当選13回、約40年の議員生活は、まさに波乱に満ちたものだった。

「前回の衆院選で亀井氏を支援した自由党佐藤公治氏が希望の党から同じ選挙区で出馬する見通しだったため、亀井氏は自由党小沢一郎代表に接触。『次は彼に譲るので今回は出ない方向で説得して欲しい』と持ち掛け、さらに希望の党から比例で出る道も模索していました。これが失敗に終わると、今度は自民党二階俊博幹事長に復党を打診。自民の比例代表の単独候補として入れて欲しいと泣き付いた。これもやんわり断られ、万策尽きた末に、引退を決意するに至ったのです」(永田町関係者)

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#政界再編#二大政党制