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 仕事で大きな成果を求めるなら、その決め手となるのはスケジュール管理です。言い換えるなら、仕事で思うような成果を得られていない人は、スケジュール管理ができていないのです。

 スケジュール帳には二つの機能があります。一つは、予定を書き込み、決めた予定を正確に実行するための機能。もう一つは、能動的にタイムマネジメントをするための機能です。もちろん、前者は重要ですが、多くの人はそれだけで終わってしまっています。後者の機能に気づいていないからです。スケジュール帳をベースとして、どのように予定を選び、どのように予定を並べていくか。すなわち、能動的なタイムマネジメントこそが仕事の効率化を進め、大きな成果に結びつける方策であることを理解しましょう。


 指示された仕事をこなすだけのために時間を使うのではなく、自分がやるべきことを考え、その実現のために予定を組んでいくのが、能動的なタイムマネジメントです。能動的なタイムマネジメントをしていなければ、それは時間に押し流されていることになります。

 そこで大事になるのが、「プランニング、プログラミング、アクションの区別をする」ことです。プランニングとは、一定期間内に達成すべき戦略的目標を設定すること。プログラミングとは、目標を達成するための手段や行動を具体的に計画すること。アクションとは、予定を実行するための一日単位の行動計画のことです。日々の仕事に追われて手一杯になっているのは、アクションばかりで行動しているからです。より重要なのはプログラミングであり、さらに重要なのはプランニングです。

 スケジュール管理においてスケジュール帳と一体となるのが、TO-DOリストです。TO-DOリストとは、処理すべき案件を並べたリストのこと。「プロジェクトの企画・立案をする」「取引先の新任担当者を訪ねる」「礼状を書く」など、やるべきことを一つのリストにまとめることは、案件を忘れないためにも、またスケジュールを組むためにも、有効です。

TO-DOリストは重要度でランキングをつけて、「重要な案件から処理する」のが原則。簡単にできることで大きな価値のあるものは、ほとんどありません。

私が考案したのが『「超」整理手帳』です。最大の特長は、蛇腹構造になっていて、8週間分のスケジュールが一覧できることです。重要案件の予定や締切りが中期的に一目瞭然なので、スケジューリングのミスを防ぐことができます。上手なスケジュール管理、能動的なタイムマネジメントを実現するためには、「中期的に一覧できるスケジュール帳を使う」ことが重要なのです。

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http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170930#1506768960(多くの手帳はウイークリーで管理をする形式で、マンスリータイプの場合は書き込むスペースが小さく、必要な情報を収納しきれない。さらに、複数月を一覧するにはページをめくるか壁掛けのカレンダーとの併用を余儀なくされる。)


2018年「ダ・ヴィンチ」システム手帳A5サイズリフィル

レイメイストア / 2017年日付入り ダ・ヴィンチリフィル A5サイズ / 株式会社レイメイ藤井