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 民進党前原誠司代表は25日の講演で、希望の党(代表・小池百合子東京都知事)との合流に関して「ある意味、賭けのようなものだった。みんなで合流したいと思っていたが、約束を守れなかった」と述べた。自身が主導した合流について「詰め」が十分でなかったことを認めた発言。民進党に残っている参院議員らの批判が集中しそうだ。


 講演で前原氏は、衆院選の公示前に枝野幸男官房長官らによる立憲民主党設立を「想定内」としたことに関し「言い方は気を付けたつもりだったが、(報道機関に)そこだけが切り取られ拡散された」と釈明した。

#リベラル

#ポストモダン


 今回、公明が比例の全ブロックで獲得した合計は697万票。衆院選の比例ではじめて700万票を割った。自公に大逆風が吹き、8つの選挙区で全敗した09年衆院選でさえ、比例では805万票を獲得していたのに、である。


「投票日は悪天候でしたが、期日前投票を含め確実に投票されるのが公明票。天候は関係ない。自民候補の多くも選挙区で『比例は公明』を徹底していました。それでも700万割れです。“自民の非協力”ではなく、公明の支持母体である創価学会の集票力が目に見えて衰弱しているのです」(政界関係者)


 現役の創価学会員がこう言う。


「今回の選挙では、立憲民主に投票した学会員もいました。理由は、公明党の変節です。安保法賛成だけでなく、共謀罪、モリ・カケ問題など、今の公明党には平和や公正を求めたかつての姿はない。少なくない学会員が、不満をくすぶらせていました。そんな中、選挙で立憲民主が訴えた『平和』や『草の根』はまさに学会員が政治に求めるものだった。それに犬猿の仲である共産ではなく、立憲民主なら抵抗なく投票できる。今回は急な解散だったので、今まで通り公明に入れた学会員がほとんどでしょうが、今後の公明の対応次第では、次期選挙で立憲に流れる票がさらに増えるはずです」

 公明の敗北に頭を痛めているのが安倍首相だ。安倍首相は19年の参院選までに改憲の国会発議を行い、参院選国民投票のダブルをもくろんでいる。参院選の後では、3分の2を失う恐れがあるからだ。しかし、公明が「改憲」に抵抗する可能性が高いという。


 政治評論家の山口朝雄氏がこう言う。


「もし、公明が安倍首相の“9条改憲”に協力したら、学会員から完全に見放され、次の参院選で壊滅的な敗北を喫す可能性があります。参院選を考えたら、簡単に“9条改憲”には乗れないでしょう」


日本維新の会は、先の衆議院選挙で、公示前の14議席から11に議席を減らし、党内の一部の議員からは、代表選挙を行うべきだという意見が出ています。これに関連して、橋下徹大阪市長は25日、みずからのツイッターで、先の衆議院選挙で当選した議員を念頭に「自分の力で当選したと錯覚している。お前が勝てたのは党の代表の松井さんが大阪府知事をやっているからだ」などと書き込んでいました。


このあと、26日未明に橋下氏は「ふざけた物言いをする国会議員がいるところとつきあうと精神衛生上よくない」などと書き込み、日本維新の会の法律顧問を退任する考えを党の代表を務める大阪府の松井知事に伝えたことを明らかにしました。


日本維新の会では衆議院選挙後の対応をめぐって、代表選挙の実施を求める意見がある一方で、党の常任役員を務める大阪市の吉村市長は、みずからのツイッターに「松井代表を辞めさせません。大阪都構想住民投票を成し遂げるまで、松井代表を支え続けます」などと書き込んでいます。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171025#1508928210日本維新の会も同じです。この「是々非々」という言葉は立ち位置が明確でなく、選挙民からは、「数が取れれば、安倍に賛成するのでしょ」と思われました。だから、選挙で勝てなかったのです。)

#補完政党


今回の衆議院選挙で、無所属で当選した野田前総理大臣や岡田元民進党代表、安住前民進党代表代行らは、25日開いた会合で、今後、国会対応で足並みをそろえるため、新たな会派を結成することを決めました。


そして、無所属の民進党出身者に参加を呼びかけ、合わせて13人が、岡田氏を代表とする、新たな会派「無所属の会」に参加することになり、26日午後、福田昭夫元総務政務官衆議院の事務局に届け出ました。


福田氏は記者団に対し「無所属の国会議員は、単独ではきちんとした国会活動ができないので、政府をチェックする役割を果たすために会派を作った。われわれが、立憲民主党希望の党のつなぎ役をやる。離党したい人がいれば、そういう人たちの受け皿になれると思う」と述べました。


希望の党の小池代表は、26日午後、連合本部を訪れて、神津会長と会談し、樽床代表代行も同席しました。


この中で、小池氏は、今回の衆議院選挙について「多くの候補者が、連合の支援を受けて戦うことができた」と述べ、連合から支援を受けたことに感謝の意を伝えたのに対し、神津氏は、しっかり連携がとれていたという認識を示したということです。


そのうえで、小池氏は「今後とも、政策を含めて、いろいろな面で協力関係を持っていきたい。また、地方選挙などでも協力をお願いしたい」と述べ、今後、政策を含めて、連合と協力していきたいという考えを示しました。


希望の党は、25日に開いた両院議員懇談会で、安全保障関連法について、「民進党の考え方と変わりはない」という認識を確認した。
小池代表も出席した会合では、衆議院選挙で民進党出身の候補者に受け入れさせた、政策協定書について、議論した。
希望の党の樽床代表代行は「協定書の中身は、民進党の方の考え方と、齟齬(そご)をきたさないと確認した」と述べた。
会合に出席した玉木衆議院議員も、安全保障関連法について、「違憲の疑いがぬぐいきれず、廃止を含めて見直しをしていく。政策協定書は、まさに、われわれが言ってきたことそのもので、変節したわけではないと確認した」と強調した。
政策協定書は、安全保障関連法を容認し、「憲法にのっとり、適切に運用する。そのうえで、不断の見直しを行い、現実的な安全保障政策を支持する」と明記した。
小池代表は、関連法への賛成を入党条件に掲げ、廃止を求める民進党とは異なる立場を鮮明にしており、説明が求められるとみられる。


「脱小池」の動きは、さらに広がることになるのか。大敗に終わった希望の党内では、いわゆる「踏み絵」のテーマとなった「安保法制」をめぐる議論が再燃。小池代表とのずれが、表面化している。
26日午後4時半ごろ、樽床代表代行らと連合本部を訪れた、希望の党の小池代表。
25日の両院議員懇談会で、代表は続けるものの、国政からは距離を置く考えを示した。
その希望の党内からは、小池代表が賛成の立場を示してきた安保法制について、「見直すべきだ」とする動きが表面化している。
希望の党の玉木議員は、「どうしても、違憲の疑いがある部分が拭いきれないと。廃止を含めて、見直しを行っていくと。政策協定書にも書いてあるから、まさにわれわれが言ってきたこと、そのものなんだと」と述べた。
民進党からの入党について、安保法制の容認が条件だとしていた小池代表は、9月28日に、「ご自身が、この安保法制の時に、全くそれに賛成をしないという方は、そもそもアプライ(申し込み)してこられないじゃないかと思います」と述べたにもかかわらず、なぜ今になって、反対意見が出ているのか。
それは、合流の際、希望の党に提出した「踏み絵」、政策協定書の内容にあった。
当初の案では、安保法制容認が明記されていたが、難色を示す民進党出身者が多かったことから、「憲法にのっとり、適切に運用する。そのうえで、不断の見直しを行い、現実的な安全保障政策を支持する」と、玉虫色の表現に変更した。
その結果、見直しの中には廃止も含まれるとの意見も出て、25日の両院議員懇談会で、希望の党の樽床代表代行は、「安保の問題についても、民進党の方々の考え方と、齟齬(そご)をきたさないということで、それを確認した」と述べた。
玉木議員は「憲法にのっとって運用し、不断の見直しを行うことで、最終的に合意したので、今まで民主党(民進党)時代に言ってきたことと、何ら矛盾するものではない」と述べた。
今回の選挙では、当選者の大部分を民進党出身者が占めた、希望の党
まさに、「軒を貸して母屋を取られる」状態になりそうな小池代表は、26日午後5時前、「具体的には、安保法制もワンパッケージで議論が行われて、『齟齬のある部分、賛成の部分が一緒になっていた』と指摘がございました。国の安全保障は基でございますので、これからも政策的な議論を深めていくことになろうかと思います」と述べた。

#政界再編#二大政党制