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北朝鮮外務省でアメリカを担当するチェ・ソニ北米局長は、10日間のロシア訪問を終え、26日、モスクワ郊外の空港から航空機で北京に向かい、帰国の途につきました。


チェ局長は、空港での報道陣の呼びかけに対し、一切、応じませんでした。


チェ局長は、ロシア訪問中、外務省の金杉アジア大洋州局長や、アメリカのシャーマン元国務次官などとともに、モスクワで核兵器の不拡散をテーマにした国際会議に出席し、この中で「わが国の核兵器は、アメリカから主権を守るための闘争の結果だ」と述べ、みずからの核開発を正当化しました。


さらに、チェ局長は、ロシア第2の都市サンクトペテルブルクを訪れ、23日には、地元の大学で留学生などを対象に非公開の特別講義を行い、出席者によりますと「アメリカの挑発に備えなければならない」などと述べたということです。


北朝鮮としては、アメリカのトランプ大統領が11月、日本や韓国、中国を歴訪するのを前に、ロシアへの接近を図ることで、けん制する狙いがあったものと見られます。