中朝ロが共同声明発表 北朝鮮への制裁緩和を #nhk_news https://t.co/T9hOJXvDik
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年10月10日
北朝鮮外務省でアメリカとの交渉を担当するチェ・ソニ次官と中国の孔鉉佑外務次官、そしてロシアのモルグロフ外務次官はロシアの首都モスクワでの協議を終え、これを受けて10日、ロシア外務省が共同声明を発表しました。
それによりますと3者は朝鮮半島の非核化については段階的に進めるとともに見返りとなる措置も同時に取られるべきだという考えで一致したとしています。そのうえで「北朝鮮の非核化に向けた重要な動きを考慮すれば、国連の安全保障理事会は北朝鮮に対する制裁の見直しを始めるべきだ」として、関係国に対し制裁の緩和を求めました。
一方、モスクワでは9日夜、北朝鮮大使館でロシアとの国交樹立70年を記念する式典が開かれ、出席したモルグロフ次官は「核問題などをめぐって緊密に協力していく用意がある」と述べて、ロシアとしても積極的に関与する姿勢を強調しました。
北朝鮮と中国、ロシアとしては2回目の米朝首脳会談に向けた調整が進むなか、非核化の措置だけでなく北朝鮮側の求めに応じるようアメリカ側をけん制した形で、3か国の連携を鮮明にしています。
朝鮮半島問題、5カ国協議の必要性で一致=ロシア https://t.co/JZc7ibMoK7
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2018年10月10日
ロシア外務省は10日、朝鮮半島の緊張緩和のため、米国と韓国を交えた5カ国協議が必要だとの認識でロシア、中国、北朝鮮が一致したことを明らかにした。
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/10/200220(2回目の米朝首脳会談 「最終調整」とトランプ大統領)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/09/200220(韓国大統領府は9日、文在寅大統領が13日からフランスやイタリアなど欧州を歴訪すると発表した。ローマ法王フランシスコとも会談し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が平壌訪問を要請していることを伝えるという。)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/08/200220(ポンペイオ国務長官訪朝)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/06/200220(北朝鮮と中国の外務次官が米朝首脳会談前に協議)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/04/200220(国連安保理議長 北朝鮮制裁に例外措置の検討を示唆)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/02/200220(「米が望まぬなら恋々とせず」終戦宣言で北朝鮮がけん制)
北朝鮮 燃料貯蔵庫も解体作業か 米研究グループ #nhk_news https://t.co/CP9lVDI3LF
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年10月11日
北朝鮮の動向を分析しているアメリカの研究グループ「38ノース」は10日、北朝鮮北西部、ピョンアン(平安)北道トンチャンリ(東倉里)にある「ソヘ(西海)衛星発射場」と呼ばれるミサイル発射場の衛星写真に関する新たな分析結果を発表しました。
この発射場ではこれまでの分析で、ミサイルを組み立てるための構造物など、施設の一部を解体する動きが確認されていましたが、新たに燃料などの貯蔵庫でも解体作業が行われていた可能性があることがわかったということです。
ことし5月に撮影された写真では、貯蔵庫の屋根は平らだったものが、7月に撮影された写真では平らではなくなっているとして、屋根の一部が解体された可能性を指摘しています。
この発射場については、先月の南北首脳会談で署名された共同宣言で、「関係国の専門家の立ち会いの下、永久に廃棄する」とされています。
研究グループは写真の解像度の関係から、建物を修繕しただけの可能性も排除できないとする一方、貯蔵庫でも解体作業が行われていたとすれば、北朝鮮の非核化に向けた重要な一歩になると指摘しています。