イスラエル 秘密に掘られたトンネルを攻撃 12人死亡 #nhk_news https://t.co/B4ai7T276t
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年10月30日
イスラエル軍は30日、南部のキスフィムで、パレスチナの武装勢力がガザ地区から秘密裏に掘っていた地下トンネルを空から攻撃し、破壊したと発表しました。
パレスチナ側によりますと、この攻撃でガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスや別の武装勢力「イスラム聖戦」の戦闘員ら合わせて12人が死亡したということです。イスラエルは、こうした地下トンネルは、パレスチナの武装勢力がイスラエルを攻撃する際に使われていると見ていて、3年前に同様のトンネルをイスラエル軍が攻撃した際には、パレスチナ側が報復としてロケット弾を発射し、大規模な戦闘に発展しました。「イスラム聖戦」は今回の攻撃を受けて出した声明で、報復も辞さない構えを示しています。
パレスチナ側では、ハマスがことしの12月までにガザ地区の行政権限を暫定自治政府側に返還することで合意し、10年にわたる分断の解消に向けた機運が高まっていますが、今回の事態がこの動きに水をさすおそれもあります。