FBのノートに、今回の総選挙について「総括」を書いてみました。今回の総選挙のまれにみる複雑な政治過程は、都議選からさらにさかのぼってモリカケ問題、さらにはここ四半世紀の政治改革の失敗まで踏まえなければ捉えることはできません。長文になりましたが、だいたいこんな感じだろうと思います。 https://t.co/KPQpFxjUJG
— こたつぬこ (@sangituyama) 2017年11月4日
総選挙による自民党の水ぶくれの勝利は、野党共闘の分断によりもたらされたものであることはいうまでもない。そして内政・外交においてもはやこれといった打開策もなく、低支持率のままの安倍政権が、その停滞を突破するために改憲により前のめりになる可能性もひろがっている。しかしながら、自民党の刷新の失敗は、広範囲におよぶ安倍政権に反対する市民、野党、マスコミ、「官僚」の戦線が今後も続いていくことを意味している。ヘゲモニーの破たんが、新しいヘゲモニーを生み出すプロセスを切り開いており、それが改憲をめぐる攻防を通じてますます発展していく可能性がそこかしこに芽吹いている。
#政界再編#二大政党制