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井山裕太七冠は、去年4月、囲碁で史上初の七大タイトル独占を果たしたあと、去年11月に「名人」のタイトルを失いましたが、その後、6つのタイトル戦をすべて防衛し、ことし10月、名人戦の七番勝負で高尾紳路名人を下して2度目となる七大タイトル独占を成し遂げました。


井山七冠は15日、東京都内で日本・中国・韓国のトップ棋士が参加する国際大会の準決勝に臨み、現在、中国国内のランキングが1位で世界最強とされている柯潔九段と対局しました。


日本棋院によりますと、井山七冠は中盤まで押され続ける厳しい展開となりましたが、終盤に形勢を逆転させ、中押し勝ちしました。公式戦で日本の棋士が柯九段に勝ったのは初めてだということです。


対局を終えた井山七冠は、「日頃から世界戦の決勝進出と優勝を目標にしてきたので、喜びをかみしめています。決勝は少し先ですが、心して戦いたいと思います」などとコメントしています。


井山七冠は、来年2月に行われる決勝の三番勝負で、同じく中国の強豪、謝爾豪五段と対局します。