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ロシアのラブロフ外相は7日、オーストリアのウィーンでアメリカのティラーソン国務長官と会談し、北朝鮮情勢などをめぐって意見を交わしました。


ロシアメディアによりますと、この中でラブロフ外相は「北朝鮮はみずからの体制の保証を得るために何よりもアメリカとの対話を望んでいる」という認識を示し、対話を促しました。
そのうえで、アメリカなどが大規模な軍事演習をやめるのと同時に、北朝鮮弾道ミサイルの発射などを控えるという、ロシアが中国とともに示している提案を受け入れるべきだとし、対話の仲介役を果たす用意があることも伝えたとしています。


ロシアは先月、北朝鮮を訪れた議員団が「北朝鮮はロシアの仲介のもとで対話に応じる用意がある」という認識を示すなど、対話の仲介役としての役割を強調しています。


一方、アメリ国務省のナウアート報道官は7日の記者会見で、会談のやり取りについては、把握していないとしながらも、「直接対話に関しては、北朝鮮が非核化に向けた意思を示すまでテーブルの上にはない。弾道ミサイルの発射を続ける北朝鮮は、真剣な会話を交わすことにいかなる興味も示していない」と非難し、対話を行う状況にはないとの考えを強調しました。