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アメリカのシンクタンクCSIS=戦略国際問題研究所の分析によりますと、中国が南シナ海南沙諸島(英語名スプラトリー諸島)に造成した人工島では、埋め立てによる拡張工事は止まっているものの、さまざまな施設の建設が続いているということです。


このうち、大型の滑走路の整備を進めているファイアリークロス礁やスビ礁、ミスチーフ礁では、いずれも地下の貯蔵施設の建設が確認され、弾薬庫にもなりうると指摘しています。


また、軍事目的に利用できる高周波レーダーと見られる設備や「象のオリ」と呼ばれるアンテナ設備の整備も進め、通信や情報収集の能力を強化しているとしています。このほか、西沙諸島(英語名パラセル諸島)の一部の島では戦闘機や輸送機の展開も確認されているということです。


CSISは「海・空軍基地として完全に機能させるのに必要なインフラ設備の建設という次の段階へと進んでいる」として、中国による軍事拠点化と見られる動きが続いていると指摘しています。