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中国が南シナ海のほぼ全域の管轄権を主張しているのに対し、フィリピンは「国際法に違反している」などとして3年前、仲裁裁判を申し立て、国際法に基づく判断を求めてきました。
オランダのハーグで審理を行った仲裁裁判所は、日本時間の12日午後6時ごろ、フィリピンの申し立てに関する最終的な判断を発表しました。
この中で、裁判所は、南シナ海に中国が独自に設定した「九段線」と呼ばれる(きゅうだんせん)境界線の内側に「主権」や「管轄権」、それに「歴史的権利」があると主張していることについて、「中国が、この海域や資源に対して歴史的に排他的な支配をしてきたたという証拠はない」と指摘しました。そのうえで、「九段線の内側にある資源に対して中国が歴史的な権利を主張する法的な根拠はない」という判断を示し、中国の主張を認めませんでした。
南シナ海の問題を巡り、国際法に基づく判断が示されたのは初めてです。仲裁裁判では原則として上訴することはできず、今回の判断が最終的な結論となります。

南シナ海問題 初の国際司法判断|NHK NEWS WEB ニュース特設

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160711#1468233257

新華社通信によりますと、中国政府は12日、民間の軽飛行機1機を徴用し、南沙諸島ミスチーフ礁とスビ礁に新たに造った飛行場でテスト飛行を行い、成功したということです。
アメリカのシンクタンク、CSIS=戦略国際問題研究所などによりますと、中国はミスチーフ礁とスビ礁に3000メートル級の滑走路の建設を進めているとみられていましたが、これが完成して使用されたと伝えられるのは初めてとみられます。
新華社通信は「今回の飛行で得られたデータは2つの新しい飛行場が民間の旅客機の安全運航を保障できることを示していて、南沙諸島の人の往来や緊急時の救助などが便利になる」などとして、新しい飛行場が民間利用を目的としたものだと強調しています。た
だ、この記事は、南シナ海を巡り、フィリピンが申し立てた国際的な仲裁裁判の判断が示されたのとほぼ同時に配信されていて、仲裁裁判の判断を受け入れず、南シナ海のほぼ全域に管轄権を持つという中国の立場を誇示するねらいがありそうです。