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アメリカは中東和平交渉で長年、仲介役を担ってきましたが、トランプ大統領は今月6日、最も難しい交渉課題となってきたエルサレムの地位をめぐり、イスラエルの首都だと宣言しました。


これに反発するパレスチナアッバス議長は、中東和平交渉でアメリカを仲介役から外した、新たな枠組みの構築を目指したいとしていて、22日、訪問先のフランスのパリでマクロン大統領と会談しました。


会談後の記者会見でアッバス議長は「もはやアメリカは中東和平交渉の誠実な仲介役ではない。イスラエルに偏ったアメリカからのいかなる和平案も受け入れない」と述べて、トランプ政権を強く非難しました。


会談の中で、アッバス議長はアメリカを仲介役から外した、新たな枠組みの構築を目指しフランス側に協力を求めたものと見られていますが、詳しい内容は明らかになっていません。


アッバス議長は、ロシアと中国にも特使を派遣し、同様の協力を求めています。

一方、フランスのマクロン大統領は、パレスチナ暫定自治政府アッバス議長との会談後の記者会見で、「アメリカは和平交渉から置き去りにされたが、私は同じ失敗はしない」と述べ、エルサレムを一方的にイスラエルの首都と認めたアメリカのトランプ政権を批判したうえで、フランスはイスラエルパレスチナの和平交渉に積極的に関与していく姿勢を示しました。


そのうえで、マクロン大統領は「私は適切な時期にパレスチナを国家として承認するつもりだ」と述べたうえで、「エルサレムをめぐる当事者間の交渉なしには解決策はなく、ほかの選択肢もないことをはっきりさせたい」と述べ、エルサレムの地位は、イスラエルパレスチナの双方の交渉によって決めるべきだという立場を改めて強調しました。

Trump’s ill-advised Jerusalem decision may end up harming Israel – ex-UN lawyer RT — SophieCo

The US decision to recognize Jerusalem as Israel’s capital has been condemned as illegal around the world – even by America’s own allies. What will this mean for the Israeli-Palestinian conflict? Former head of the UN International Law Commission Christian Tomuschat is our guest.