“ロシアの選挙介入”で隔たり埋まらず 英ロ外相会談 #nhk_news https://t.co/qi5619THDb
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年12月22日
ジョンソン外相は、イギリスの外相としては5年ぶりにロシアの首都モスクワを訪問し、22日、およそ1時間にわたってラブロフ外相と会談しました。
会談では北朝鮮による核・ミサイル開発やシリア情勢などについて意見が交わされ、会談後の記者会見でジョンソン外相は、「北朝鮮の核武装を防ぎたいという思いは両国とも同じで、こうした分野については話し合いを続けていくことが大事だ」と述べ、両国の関係が冷え込む中でも利害が一致する問題では協力していきたいと呼びかけました。
ただ、ロシアがソーシャルメディアを通じ、EU=ヨーロッパ連合からの離脱をめぐる国民投票などに介入したとしたとされる問題について問われると、ジョンソン外相は、「アメリカやドイツ、フランス、デンマークの選挙にロシアが介入しようとした証拠はたくさんあるが、イギリスでは成功していない」と語気を強め、不快感を示しました。
これに対しラブロフ外相は、「ロシアの行動がイギリスに対して攻撃的だったという覚えはない」と反論し、国の立場の隔たりは埋まりませんでした。