ドイツでも聖職者が性的虐待か 3600人超の少年ら被害 #nhk_news https://t.co/Ls21Adwhdj
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月13日
これは、ドイツのカトリック教会でつくる団体が委託した調査で明らかになったもので、ドイツの有力誌シュピーゲルなどが、12日、伝えました。
それによりますと、1946年から、およそ70年にわたり、カトリック教会の聖職者1670人が、3600人を超える未成年者に性的虐待をしていたということです。また被害者の半数以上が当時13歳以下で、ほとんどは少年だったということです。
報道を受けて、ドイツのカトリック教会で作る団体は「この調査は、大規模かつ入念に行われたものだ。結果には心をしめつけられ、恥ずべきことだと感じている」とのコメントを発表しました。
カトリック教会の聖職者による性的虐待をめぐっては、ヨーロッパや南米・チリ、それに先月には、アメリカでも1000人を超す未成年者が性的虐待を受けていたことがわかり、被害が相次いで明るみに出ています。
こうした事態を受けて、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王も、世界各地の聖職者とともに未成年者の保護について協議することを決めるなど対応に追われています。