パレスチナ ガザ地区の抗議デモで12歳少年ら死亡 #nhk_news https://t.co/7iT6nj92n7
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月14日
パレスチナ暫定自治区のガザ地区では、毎週金曜の集団礼拝に合わせて、イスラエルの建国により故郷を追われたパレスチナ難民が帰還する権利を掲げて抗議デモを行っています。
このところ、イスラエル寄りのアメリカのトランプ政権がパレスチナ難民への支援を打ち切ったことに対する反発から、デモは再び激しくなっています。
14日、イスラエルとの境界付近の合わせて5か所に数千人のデモ隊が押しかけ、投石を繰り返したのに対し、イスラエル軍は催涙弾や実弾を発砲し、地元の医療機関によりますと3人が死亡しました。
このうち1人は12歳の少年で、頭を打たれその場で死亡しました。
ガザ地区ではことし3月にデモが始まって以降170人以上が死亡し、このうち18歳以下の死者は30人に上っています。国連は、イスラエル軍に実弾発砲など過剰な武力行使をやめるよう求めているほか、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスに対しても危険な場所での抗議行動は行わないよう求めていますが、デモが激しさを増す中、事態の深刻化が懸念されています。