GNP世界第6位のインド。今後の経済成長のカギは農業だとして、AI=人工知能を駆使して農家の所得を倍増しようという国家戦略を進めていますhttps://t.co/DcDvH3VRE7
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年10月3日
GDP=国内総生産の伸び率が8%を超え、主要国の中で「世界最速」の成長を続けるインド。
今や、GDPの規模ではフランスを抜いて、世界第6位の経済大国となりました。インドの今後の経済成長のカギを握るのが、人口のおよそ60%を占める農家です。
ところが、農家は大きな問題を抱えているのです。
天候不順による不作と、逆に作物の作りすぎを繰り返して不安定。流通ルートも十分、整備されていない。こうした要因から、例えば、芋やコメ、小麦の買い取り価格は50%以上も下落して、農家の多くが借金を抱える事態となっています。
モディ首相は、ことし1月、国民向けの演説で「農家の収入が2倍なることを約束します。われわれが持っているAIの技術が、それを実現してくれます」と訴え、切り札として、AIを活用する農家支援の国家戦略を打ち出しました。