裁判長「大変ご迷惑を」…無免許運転で無罪判決https://t.co/q7dibwTzsX#社会
— 読売新聞YOL (@Yomiuri_Online) 2018年10月27日
北海道警栗山署員による虚偽の捜査書類作成事件で、この捜査書類などで免許停止になった後も運転を続けたとして道交法違反(無免許運転)で起訴された長沼町の無職男性(57)の公判が26日、岩見沢簡裁であった。岩見沢区検は論告をやり直して無罪を求刑、櫛橋直幸裁判長は無罪を言い渡した。
男性は昨年3月、同町内で信号無視をしたとして違反点数を加算され、累積点数で免許停止処分となった。免停中の同10月、同町内で乗用車を運転したとして道交法違反(無免許運転)の疑いで現行犯逮捕された。
しかし、今年8月、栗山署員が信号無視の捜査の際、虚偽の捜査書類を作成していたことが発覚。男性は今月12日、免許停止処分が取り消された。
櫛橋裁判長は判決言い渡しで、「何回も来ていただいて、大変ご迷惑をおかけしました」と述べた。
札幌地検の山口敬之・次席検事は「起訴時には免許がなかったため、起訴したことに誤りはなかった」とコメントした。