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ロシア大統領府で国際問題を担当するウシャコフ補佐官は、7日、メディアに対して、プーチン大統領が東アジアサミットなどに出席するため今月13日から15日までシンガポールを訪れることを発表しました。

そして、シンガポール訪問中に安倍総理大臣との首脳会談が行われる予定だと明らかにしました。

プーチン大統領は、ことし9月、安倍総理大臣に対して年末までに前提条件をつけずに平和条約を締結することを突如、提案しました。

しかし日本側は、先月開かれた両政府の外務次官級協議などの場で、北方四島の帰属の問題を解決したうえで、平和条約を締結するという立場から、提案は受け入れられないという考えを伝えています。

このため今回の首脳会談では、平和条約締結交渉を進めるため実施することになっている、北方領土での共同経済活動をどう具体化させるかなど、これまでの議論を踏まえた協議が行われる見通しです。

この風力発電の実証実験は、日本のNEDO新エネルギー・産業技術総合開発機構が、ロシア極東のサハ共和国や国営の電力会社「ルスギドロ」と行い、7日、それぞれの関係者が出席して運転開始式が行われました。

実証実験では、サハ共和国北極海に面する集落ティクシに3基の風力発電施設が建設され、日本企業の技術で氷点下30度以下の極寒の気候でも発電することが可能です。

来年12月からはディーゼル発電機や蓄電池との併用を始める予定で、電力網に接続できない極寒地域での安定した電力供給を目指すということです。

NEDOの表尚志理事は「日本の技術を活用できることを証明して、ほかの極東地域や北極圏で発電システムを利用できるようにしたい」と話していました。

この実証実験は、日本がロシアに提案した「8項目の協力プラン」の一環として行われるもので、日ロが進めるエネルギー協力の拡大につながると期待されています。