https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

11日に行われた起工式には、ミャンマーのタン・ズィン・マウン運輸・通信相や丸山市郎ミャンマー大使など両国の関係者およそ200人が出席し、くわ入れなどの儀式を行いました。

着工したのは南部にあるヤンゴンと中部の主要都市マンダレーを結ぶ鉄道路線の改修事業で、老朽化した線路の補修などを進めて運行の安全性を高め、列車の速度の向上なども図ることにしています。

ミャンマーでは、鉄道の老朽化による列車の遅れなどが経済発展の妨げにもなっているとされていて、日本政府は、円借款などで鉄道の改修事業を支援しています。

日本とミャンマーの両政府は、この路線の改修事業を5年後までに終わらせる計画です。

この事業に日本から専門家を派遣しているJICA=国際協力機構の唐澤雅幸ミャンマー事務所長は「安全かつ時刻表に沿った鉄道の運行はとても重要だ。バランスの取れた国の開発に向けて、全力を尽くして支援していきたい」と話しています。