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ロンドン中心部にある駅では15日の営業運転開始を前に、イギリス政府や運行会社などから関係者が参加して式典が開かれました。

新しい車両は日立製作所が納入したもので、山口県の工場で車体などを作って組み立てをイギリス国内で行っています。

イギリスの東部を走ることから日本語で「あずま」と名付けられ、ロンドンから中部の都市リーズまでを結び、将来はイギリスを縦断して北部スコットランドまでおよそ930キロの路線を走る予定です。

最高時速は200キロで、車内の静粛性などを高めるため新幹線の技術が生かされているということです。

日立製作所笠戸事業所の川畑淳一事業所長は「日本メーカーだからこそ実現できる高い品質を提供していきたい」と話しています。

イギリスで日立は、ロンドンと中部の主要都市を時速360キロで結ぶヨーロッパ最大規模のプロジェクトでも受注を目指していて、「あずま」の営業運転によって日本の鉄道技術の評価をさらに高められるか注目されます。

鉄道発祥の地として知られるイギリスでも日本の車両製造や運行の技術を取り入れる動きが広がっています。

日立製作所は、主要都市を結ぶ高速鉄道の路線で老朽化した車両を更新するプロジェクトにおいて、車両の品質などが評価され、2つの路線で合わせて866両の納入と、27年余りの期間にわたる保守点検事業を受注しました。

このうちロンドンと西部ウェールズを結ぶ路線ではおととし10月に営業運転を始めています。

また、JR東日本三井物産はロンドンと中西部の各都市とを結ぶ路線で、安全で時間に正確という強みをいかして営業権を獲得し、おととしから鉄道事業者として運行を行っています。

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