https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

コスモス国際賞は平成2年に大阪で開かれた「花と緑の博覧会」を記念して設けられたもので、自然と人間との共生をテーマにした研究で優れた業績をあげた人に毎年贈られています。

26回目のことしは、フランスの人文地理学者、オギュスタン・ベルク博士が選ばれ、14日、大阪 中央区のホールで授賞式が行われました。

ベルク博士は日本をはじめとする東洋的な自然の概念を発展させた「風土学」という新たな学問分野を確立し、人間が一方的に自然を保護するのではなく自然と人間の関係性の中でとらえていくべきだとする新たな理論を提唱して、環境分野の研究に大きな影響を与えたことが評価されました。

授賞式の講演でベルク博士は「世界的に著名な研究者たちに続き、この賞の受賞者となれたことを光栄に思う。風土学において自然は私たち人間を含む存在の一部でもあり、今こうした考えが必要になっていると感じている」と話していました。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20180116/1516099266(この風土という考え方こそがグローバリゼーションをとどめるための積極的な方法論である、とする評価(オギュスタン・ベルク)もある。)