https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

全国地方銀行協会のまとめによりますと、今年度の中間決算で加盟する地方銀行のうち40行余りで最終的な利益が減少したということです。

これは加盟銀行のおよそ3分の2に当たります。

理由は、低金利で貸出金の利息が低迷し利ざやが縮小していることに加えて、不良債権の処理額が増えたためなどとしています。

全国地方銀行協会の柴戸隆成会長は記者会見で「これまでは有価証券の売却益などでカバーしてきたが、その様子が変われば厳しい経営状況になる」と指摘しました。

さらに「歴史的な低金利地方銀行の基礎的な収益力は低下している。将来的に金融仲介機能への影響も懸念される」と述べ、地方銀行の経営状況が一段と悪化すれば地域経済を支える機能が低下しかねない、と危機感を表しました。